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GMOインターネットが次世代マイニングマシン「GMO miner B2」発売
GMOインターネットが7nmチップ搭載次世代マイニングマシン「GMO miner B2」の発売を6月6日に発表しました。
専用電源ユニットとのセットで価格は、1,999ドル(約22万円)で初回出荷は10月末になる見込みです。
これまでマイニング専用のASICチップとして、ジハン・ウー率いるビットメイン社のAntminerS9iが最大シェアを誇っておりました。
AntminerS9iの価格は750ドルで、GMOminerB2の1,999ドルより安いのですが、電力消費効率はGMOminerB2の方が16%ほど性能が良いのが特徴です。
ビットメイン社が1強のマイニング競争をGMOインターネットが崩すかたちになるといいですね。
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GMOの発表したPDFを見るとわかるのですが、設置スペースが従来のマシンの半分になっています。
また、最大32台のデイジーチェーンが組めるので、スケールアウトによる分散処理が可能です。
GMO miner Z.com Cloud Mining お客様向け説明会
あと日本で投資を行う以上、電力のコストが高いので電力消費量を抑えるのは最低限必要ですが、ネットワークにかかるコストも55%削減できるとされています。
これはデイジーチェーンで接続することにより、ネットワークスイッチのポート数を抑えることができるためでしょう。
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GMOのハッシュレート推移
GMO miner B2はビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)のマイニングに対応しています。
GMOインターネットのハッシュレートは順調に伸びていて、5月現在、299PH/sとなっています。
GMOは2018年度内に、現在の約10倍となる3,000PH/s まで投資をする計画とのことです。
ちなみにハッシュレート1PH/sは、1秒間に1ペタ(1,000 兆)回ハッシュの計算を行なう計算能力です。
5月の299PH/sとは、1秒間に約30京回のハッシュ計算を行う計算能力なのですが、もう凄くてわけわからない数字ですね。
これだけのインフラストラクチャーを揃えて、ようやく月間で472BTC、37BCHが採掘できるたというわけです。
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GMOのようにハッシュレートを上げるほど報酬が増えるといいのですが、この辺は世界全体で競争しているので必ずとも比例するとは限りません。
このハッシュレートは年々加熱していますので、今回のGMO miner B2のように、既存のAntminerS9iと異なる製品は注目されるでしょう。
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GMOは株価も上昇中
過去ブログでも取り上げましたが、仮想通貨のマイニングを開始した2018年2月から、GMOインターネットの株価はかなりの勢いで上昇しています。
今後も仮想通貨事業を推進する企業として成長していってほしいですね。
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ポートフォリオに仮想通貨の割合が増えすぎている人は、GMOのような仮想通貨事業に参入している企業の株に変えるのも1つの手段です。
投資はいかに精神を消耗させないかが鍵なので、高ボラティリティの仮想通貨の板に長期間張り付くのはあまりオススメできません。
仮想通貨を投機目線だけではなく、長い目で捉える視野を持つことも大事でしょう。
その時の選択肢として、仮想通貨自体への投資だけでなく、仮想通貨事業を積極的に行なっている企業への投資も悪くないと思います。
GMOコインもオススメ
GMOコインが2018年5月30日から、ビットコインFX(BTC/JPY)に加え、ETH/JPY、BCH/JPY、LTC/JPY、XRP/JPYの合計5銘柄を仮想通貨FXで取引できるようになりました。
気になるレバレッジは、ビットコインで10倍まで、他のアルトコインで5倍までになっています。
銘柄名 | レバレッジ |
---|---|
ビットコイン (BTC/JPY) | 5倍・10倍 |
イーサリアム (ETH/JPY) | 5倍 |
ビットコインキャッシュ (BCH/JPY) | 5倍 |
ライトコイン (LTC/JPY) | 5倍 |
リップル (XRP/JPY) | 5倍 |
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