こんにちはモリタです。
早速ですがmac OS Catalinaにアップデートしましたでしょうか? Catalina は、macOSの16番目のメジャーリリースでバージョンナンバーは10.15です。macOS Mojaveの後継であるこのOSは、2019年10月にリリースされました。
近年のmacOSは、Sierra→Mojave→Catalinaとアップデートしてきていますが、Mojave以降でスクリーンショット の機能が大変便利になっています。特に選択部分の撮り方と自動保存先の設定変更が簡単になっていたのでご紹介します。
MojaveやCatalina以降の新しいOSでスクリーンショット を使いこなしていない方は、是非この機会に活用方法をご確認ください。
Table of Contents
macOS Mojave・Catalinaでスクリーンショットを取得するためのショートカットキー
Sierra以前のmacOSと同じ方法
・マウス選択の範囲: Command + Shit + 4
→ マウスカーソルの形状が変わるのでキャプチャしたい範囲をドラッグで選択。(ESCでキャンセル)
Sierra以前のmacOSでサポートしていたスクリーンショットの取り込み方法は新OSのMojaveやCatalinaでもサポートされていますが、Sierra以前の従来の方法は撮影の自由度が高くありませんでした。
特に選択部分の撮影は、マウスで選択範囲を合わせる時に思い通りマウスコントロールが行えず複数回撮り直すことがよくありました。
新しいOSのMojave以降スクリーンショットの操作が大幅に改善されたのでもう撮り直すことはありません。下記で紹介するMojaveとCatalinaの新しい機能を利用しましょう。
スクリーンショット用のオンスクリーンコントロールを起動
まずは新しく追加されたスクリーンショット撮影用のオンスクリーンコントロールを起動します。
キーボードの「shift + command (⌘) + 5」キーを押すと、スクリーンショットを撮るために必要なコントロールが表示されます。
このオンスクリーンコントロールを使って、画面全体を取り込むか、ウインドウを取り込むか、選択した部分だけを取り込むか、画面の動画を撮影するかを選択することができます。
shift + command (⌘) + 5を押下すると下の画面の通りオンスクリーンコントロールが起動されます。こちらのコントロールアイコンから、画面全体やウィンドウや選択部分のみといったアイコンを選択をします。
画面全体をキャプチャする
- オンスクリーンコントロールの 一番左にある「画面全体を取り込む」ボタン をクリックします。こちらのアイコンを選択するとポインタの形状がカメラアイコンに変化します。
- カメラアイコンで画面上をクリックして、その画面を取り込みます。または、オンスクリーンコントロールの「取り込む(Capture)」をクリックしても同じように撮影できます。
選択ウィンドウをキャプチャする
- オンスクリーンコントロールの 左から2番目にある「選択したウインドウを取り込む」ボタン をクリックします。同じくポインタの形状がカメラアイコンに変化します。
- カメラアイコンでウインドウをクリックして、そのウインドウを取り込むことができます。
- ウインドウの影をスクリーンショットに含めない場合は、「option」(⌥) キーを押しながらクリックすればOKです。
選択部分をキャプチャ
- オンスクリーンコントロールの 左から3番目にある「選択部分を取り込む」ボタン をクリックします。
- 画面の取り込み部分がハイライトで出現しますので、撮影範囲をドラックで選択します。
- オンスクリーンコントロールの「取り込む(Caputure)」をクリックします。
スクリーンショットのキャンセル
オンスクリーンコントロールを起動した後にスクリーンショットの撮影をキャンセルするには、「取り込む(Capture)」をクリックする前に「esc」(Escape) キーを押せばOKです。
私は普段静止画しか撮りませんが、動画を撮影される方も同じオンスクリーンコントロールから撮影することができます。
動画の撮り方はアップルの公式ページに方法が紹介されていますのでこちらを参照してください。
スクリーンショットの保存先を設定する
オンスクリーンコントロールの「オプション」をクリックすると、スクリーンショットの保存先設定を変更できます。
スクリーンショットは自動保存できますので、「デスクトップ」「書類」「クリップボード」など指定した場所に取り込んでおけば一括にまとめておくことができます。
私は「ピクチャ」の中に「ScreenShot」というフォルダを作って、全てそこに取り込まれるように設定しています。これでスクリーンショットで撮影したキャプチャがバラバラと散らばったりデスクトップを汚していくことがなくなります。
スクリーンショットの保存先設定は、以前はターミナルを開いてコマンドで指定のフォルダパスを打ち込むという少し難易度の高い設定変更でした。
今回のアップデートでオプションから簡単に設定することができるようになり個人的にはすごく嬉しい改善だと思ってます。
オプションでは、その他にもスクリーンショットを撮るタイミングを5秒後や10秒後のタイマー設定にしたり、サムネールを表示するかどうかの選択を行えるようになりました。
スクリーンショットをタイマーにできるメリットはよく分かりませんが(笑)、以前は外部アプリでしかできなかったことがどんどんネイティブで行えるようになっています。
また何か嬉しい機能に気づいたらご紹介します。引き続きよろしくお願いいたします。